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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「んくしゅん」 「風邪かい?」 酷く心配そうに顔を覗き込まれて、胸が高鳴った。 「ジョミー、いつもの平均な体温よりも、0.7度ほど高くなっている。それに少し動悸も早いみたいだ。風邪の引き始めかもしれない」 心配そうに、辛くはないかい?と尋ねられる。 「ええ少し、火照っているみたいです。だから、ブルーの手が、冷たくってとっても気持ちいい」 にっこりと微笑んで、するりと、そのほっそりとした指に僕の指を絡めて、白く肌理の細かいブルーのその手を頬に摺り寄せると、ポンッと白いブルーの頬にきれいな赤みが刺した。 可愛いな。 足りない、もっと、もっとブルーに触れたい。 風邪は引き始めが肝心なんだから、一応薬も飲んでおくこと。風邪薬は寝台の一番上の引き出しに入っているから。 「苦くないように、カプセルのだから、ちゃんと飲むんだよ」 「はい・・・って思念波漏れてました?」 「?否、君はもうしっかりとコントロール出来ているよ。嬉しいとか、悲しいとか簡単な感情なら伝わってくるけど、以前のようにはっきりとした言葉は分からない」 なら良かった、ブルーから言われるまで、この想いを伝える気は無い。 「ジョミーの部屋の、クローゼットの二段目の引き出しに、厚手のパジャマがはいっているから、今日はそれを着て、温かくして、眠るんだよ」 「それよりも一緒に寝れば温かいよ。駄目?」 その言葉はをなるべく無邪気な子供が発した物のように響かせ、コテッと首を傾げる。 「そうですよね、ごめんなさい。ブルーに風邪がうつっちゃったら駄目ですものね」 ホッとしたと同時に、残念そうに下げられた眉。 ブルーは僕が風邪を引いたと思い込んでる。 こんなにも、僕はこんなにも愛されている。 一言、たった一言でいい、僕を好きだと、愛しているのだと言ってくれれば。 この狂おしいほどの愛に見合うモノを返してあげるのに。 PR |
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