ブルーとフィシス二人は天然
「フィシス、君に足りないのは基礎だと思うんだ。
数学は基礎がちゃんと出来ていれば全然難しい物じゃないんだよ。
だからまずは、小学生レベルの問題からはじめよう。
そうだなぁ、まずはこの問題から解いてみようか」
「はい、ブルー。
ええっと、
『お兄ちゃんは学校に分速60mの速さで出発しました。その15分後に、妹は分速90mの速さでお兄ちゃんを追いかけました。妹がお兄ちゃんに追いつくのは何分後でしょう』
・・・・・・」
「これは、追いつくまでの時間=2人のきょり÷速さの差」
「いえ、ブルー。
そんなことよりも気になることがあるのですが・・・」
「え。なんだい?」
「兄は、どうして妹と一緒に行ってあげなかってのでしょう・・・。
兄なのですから、家から妹と一緒に学校まで行ってあげるべきなのではないでしょうか。
最近は物騒なのですから、ランドセルを背負った女の子が1人で学校に向かうというのはとても危険です」
「た・・・確かに。
それに、妹が追いかけて来ているのに途中で待ちもしないのは、兄としても少し問題があるね」
「二人は喧嘩でもしたのでしょうか?」
「うーん」
「ちょ、サム、なんかあの二人凄い真剣に悩んじゃってるよ、突っ込んできてあげて!」
「ジョ、ジョミー行けよ、あの天然二人にオレじゃあ荷が重すぎる!」
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